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2018.4.24(火)

日本金型工業会と金型協会
インターモールドで「金型シンポジウム」開催

約60名が聴講した金型シンポジウム
司会進行は前川佳徳氏
「インターモールド2018/金型展2018/金属プレス加工技術展2018」の最終日の4月21日、日本金型工業会(会長牧野俊清氏)と金型協会(代表理事永田淳也氏)は共催で「金型シンポジウム」を開催。元型技術協会会長の前川佳徳・タイ国裾野産業連合会顧問の進行で、4人のパネラーが関西の金型業界の現状と今後について意見を述べ合った。

パネラーには、両団体のトップ2名に加え、日本金型工業会副会長で西部支部長を務める山中雅仁氏、日本工作機械販売協会の赤澤正道副会長が顔を連ねた。

電気自動車(EV)化への影響については、「足回りはまだまだアルミ」(永田氏)、「エンジン車がむしろ増える予想もあり、楽観視している」(山中氏)といい、急激な変化があるとは見られていない。もうひとつの潮流であるITの進展については、赤澤氏が販社の目で「AI、IoT、ロボットといった大きな流れがあるが、その点、日本はオペレータの基礎技術が諸外国より高い」と客観的に述べた。

人材確保については「大変困っている」との声が主流だった。ただ、牧野会長からは「名古屋地区はとくに人手不足のようだが、東京はまだ」という意見も聞かれた。

最後に前川氏は「日本の金型は今でもトップと言えるのか?」と設問。「競争力は技術力だけではない」(牧野氏)、「日本の技術力はとんがっているが、営業力は欧米が長けている」(山中氏)、「金型の品質、機械・工具は日本が先行しているが、生き残るには営業力。図面変更に柔軟な対応できる力も重要」(永田氏)と金型メーカー3社が口を揃えて技術力プラスαの必要性について言及していた。
日本金型工業会 会長 牧野俊清氏 金型協会 代表理事 永田淳也氏
日本金型工業会 西部支部長 山中雅仁氏 日本工作機械販売協会 副会長 赤澤正道氏

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