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2018.7.11(水)

中日本炉工業
第4工場 本格稼働

中日本炉工業(愛知県あま市木折、社長後藤峰男氏、TEL:052-444-5141)第4工場が先頃完成、5月から本格稼働を開始し、現在500キロの真空5基をはじめ浸炭炉や焼成炉など、多くに受注製品の製作に余念がない。第4工場は同社主力製品の真空熱処理炉などの受注拡大に応え建設。工場面積は1階一部2階建て約2千平方メートルで4つのエリアで構成され、効率的な組み立て加工を進める。新工場建設により組立エリアは従来の約2倍に拡大、量産体制を強化するとともに、今後ニーズが拡大するとみられる各種センサーや通信ユニットなどを組み込んだIoT対応の「スマート炉」、熱処理炉と搬送装置を組み合わせた自動・無人化に対応する自動ラインなどの新しい製品の提供に活用。

また新工場は空調を完備、快適な仕事現場を実現するとともに、今後は生産の進捗状況などの見える化を進める。

社内IoTによる工場の「見える化」をユーザーへ提案する動きも積極的に展開。

見える化では工場内の真空熱処理炉の温度や消費電力、炉内圧力などのデータを収集、製品精度維持やワークサイズ毎の最適値などを数値化し、熱処理ノウハウがないユーザーでもスムースに導入・加工ができるバックアップ体制などに繋げている。

新設の第4工場以外にも設計や事務所エリアの拡充、新規開発用の研究棟などの充実も図る。事務棟や設計部門は現在の2倍に拡張、素早い事務対応や設計時間の短縮も図る。

第1棟では技術開発部門を強化、真空熱処理のすそ野を広げる研究開発も進め、チタンやネオジウム磁石などの処理にも乗り出した。新技術のアクティブスクリーンプラズマ窒化処理は、大きさの違う処理品同士が近くにあっても均一の膜が確保できる。またプラズマCVDなど、新しい取り組みも研究中。

さらに「安全道場」「人材育成道場」などの社員向け教室を開設、次世代製品モノづくりへの基礎強化も進める。

新工場の稼働により売り上げも2018年7月期(予想)の33億円を、5年後には50億円とする計画。

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